2010/10/30

森の墓地

10月末。Green Weekと呼ばれる建築学生に与えられる一週間の休み。
ストックホルムとヴェネチアに3日ずつ。水の都を巡ってきました。
ちょっとずつ振り返っていこうと思います。

まずはスウェーデン、ストックホルム。
とても印象に残った場所があったのでここに記しておきます。

"Skogskyrkogården" Erik Gunnar Asplund, Sigurd Lewerentz, 1914-1940

日本語だと「森の火葬場」「森の墓地」、ストックホルム郊外にある現役の共同墓地です。観光ガイドブックにはたぶんあまり載っていないのですが、世界遺産にもなっています。


この十字架。写真や友達のブログで何回も見ていたけど、ついに来たかーという感じです。


建築関係の本とかだと夏の写真がメインですが、今回は冬だったので薄く雪化粧。




その名の通り、森の中にお墓があります。


この時期、建物はすべて閉まっていました。残念です。。

確かにすばらしいランドスケープだったけど、それだけじゃない。。。なんと言うかこの場所には、また来なければならない。一回来ただけではこの場所は語れないような。

旅行に行っても大抵は一回で満足して、これから何回も来たいなと思う場所はなかなかありませんが、ここはそんな場所でした。死ぬまでに世界中にたくさんそういう場所ができていたらすてきだ、と思いました。

ちなみに来週、11月6日はAll Saint's Dayという死者を偲ぶ日であるらしく、森の墓地ではたくさんのろうそくが灯されたり、イベントが行われたり、全ての建物が開放されたりするらしいです。
この場所を体験するのにまたとない機会。行くか本当に迷っています。。

ストックホルム市立図書館、アスプルンド、1920-28

同じくアスプルンド設計の図書館にも行ってきました。円形のホールで本に囲まれる図書館。
アスプルンドの作品はまたいろいろと見てみたいです。

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