2011/08/31

出発

結局最後までなんだかんだと用事があり、ラスト1日で慌ただしく荷造りをすませる。



最後に撮った部屋の写真。旅行に行く度にポストカードを買って、貼っていった壁。最後はこうなりました。
荷造り中の写真なので、ちょっと散らかっています。
…っていつもこんなもんだったかな(笑)



ことあるごとに徐々に買いためていったグラスも、いつのまにかけっこうな数に。

グラス1つ1つにも、ちょっとした思い出が。
1年間、あっという間にすぎたようで、こうしてみるといろんなことがあったのかもしれない。

思い出を振り返りながらポストカードをひとつひとつはがし、グラスを丁寧に包み、夜明け前、静かな森をフィンランドでの生活を振り返りながら最後の散歩……なんてやっている暇は残念ながら無く、もうちょっと計画的に片付け進めとくんだったな…と少し後悔もしましたが、それはそれでフィンランドでの生活を最後まで楽しみきれたということ、よしということで。



出発直前、ようやく片付け終わり、真っ白に戻った壁。

これでしばらくフィンランドとはお別れになる。



出発します。
楽しかった。

数えきれない経験、思い出をありがとうございました!

2011/08/25

Over!!















































Helsinki Summer School 2011 is … over!!

2011/08/23

完成間近


フレームが組み上がってきました。



今日はベンチを組み立てて



フレームに取り付けていく。



入り口への階段を製作中。



階段完成。



外装チームの外装も組み上がってきた。

明日はサウナを一気に組み立てる予定!

ひとまわり


フィンランドに来てからちょうど1年が経ち、季節もひとまわり。

帰国まであと1週間。


2011/08/21

第2週

サウナのコンセプトを決め、詳細を詰めていきました。
3つのチームに分かれてそれぞれ構造、内装、外装を検討。



構造チームの模型。





外装チームの実寸模型。



うちらのチームは内装を検討中なり。



第一案。



第二案。



実寸で検討して、デザインを決定して



最近は材料を切り出しています。

必要なパーツはほぼそろい、今週はいよいよ組み立て!

2011/08/13

Fiskars Excursion

ヘルシンキから西に85キロにフィスカルスという小さな村があります。
ここはフィスカルス社という世界でも有名な刃物メーカー発祥の地で、17世紀以降、刃物の製造を主として栄えました。

かつて使われていた工場は今は改修されて、ギャラリーや家具の製作などが行われる場所となっています。

サマースクール4日目はそのフィスカルス村を見学。木材の製材プロセスや家具作りの現場をみてきました。



森に生えているいろんな木を見て回る。
これは楓。



これはもみの木。

などなど。



なつかしの木材見本。留学最初の頃、見分けテストとかやったな。
今回3種類くらいわかった笑



こちらは製材所。
製材はまず、丸太を5cmほどの厚さにスライスして



乾燥させます。木は乾燥すると徐々に変形していくので、家具や建物などに使う際は変形がおこらないよう、まず乾燥させるのです。

上の写真は屋外にて天日乾燥の様子。



こちらは倉庫内での屋内乾燥の様子。屋外で太陽に当てて乾燥させるよりも、ゆっくり乾燥させるのでひび割れや変形が少なくなるそうです。将来有望な木は、この方法で乾燥させます。



ガイドさん曰く、乾燥期間は厚さ1cmにつき1年、この厚さだと約5年かけるのがよいとか。

育つのに何10年、乾燥にさらに5年ってすごいな。



乾燥完了。



用途に合わせてカットされます。



加工されて



椅子になりました。



テーブルにもなり、



家にもなり。



食器にも



船にも



楽器にも。

用途によって使う樹種が違い、乾燥方法、カットの方法、仕上げの方法も時と場合によって様々で、木とは奥が深いものです。