ここはフィスカルス社という世界でも有名な刃物メーカー発祥の地で、17世紀以降、刃物の製造を主として栄えました。
かつて使われていた工場は今は改修されて、ギャラリーや家具の製作などが行われる場所となっています。
サマースクール4日目はそのフィスカルス村を見学。木材の製材プロセスや家具作りの現場をみてきました。
森に生えているいろんな木を見て回る。
これは楓。
これは楓。
これはもみの木。
などなど。
などなど。
なつかしの木材見本。留学最初の頃、見分けテストとかやったな。
今回3種類くらいわかった笑
今回3種類くらいわかった笑
こちらは製材所。
製材はまず、丸太を5cmほどの厚さにスライスして
製材はまず、丸太を5cmほどの厚さにスライスして
乾燥させます。木は乾燥すると徐々に変形していくので、家具や建物などに使う際は変形がおこらないよう、まず乾燥させるのです。
上の写真は屋外にて天日乾燥の様子。
こちらは倉庫内での屋内乾燥の様子。屋外で太陽に当てて乾燥させるよりも、ゆっくり乾燥させるのでひび割れや変形が少なくなるそうです。将来有望な木は、この方法で乾燥させます。
ガイドさん曰く、乾燥期間は厚さ1cmにつき1年、この厚さだと約5年かけるのがよいとか。
育つのに何10年、乾燥にさらに5年ってすごいな。
乾燥完了。
用途に合わせてカットされます。
加工されて
椅子になりました。
テーブルにもなり、
家にもなり。
食器にも
船にも
楽器にも。
用途によって使う樹種が違い、乾燥方法、カットの方法、仕上げの方法も時と場合によって様々で、木とは奥が深いものです。
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