昨日の日記の続き。マンニスト教会を見るだけでも大満足でしたが、ここクオピオには一見の価値ありの場所がまだあります。
クオピオ周辺はフィンランドで湖水地方と呼ばれる地域にあたり、森と澄み切った湖が広大に広がっている地域です。
まさにシベリウスの曲に出てきそうなその雄大な景色をぜひ見たいと思い、プイヨヒルというちょっとした山に登ってきました。
山道を行くこと約20分、スキーのジャンプ台とタワーが見えてきます。このタワーのてっぺんには景色を見渡せるお目当ての展望台があります。
ここのジャンプ台って木でできているんだねー。
高いな。ジャンパーの人はあんなとこからよく飛ぶよなー。。
その後タワーに。エレベーターを下り展望台に上ると。。
その後タワーに。エレベーターを下り展望台に上ると。。
ご覧くださいこのパノラマ。言葉はありません。
冷たい風がふいていました。けど30分くらい眺めていました。
だいぶ冷えてきたのでタワーを下り、山を下りました。
その後電車でシベリウスを聴きながら帰りました。
脳内にはさっきの風景が焼き付いてて、音楽を聴いていると、一つひとつの音が風で木がそよぐ音、水面の揺れる瞬間とか色んなイメージを思い浮かばせて。。。静かに胸が熱くなるものがあります。とにかくあの景色や空気を肌で感じて、シベリウスを聴く耳が変わりました。
一日だったけど、いい旅だった。こんな景色をたくさん見たい。
この留学の終わるころ、どんな気持ちでこの音楽を聴くんだろう。
澄んだ湖、その周りに静かに広がる森、そしてその中で人々の生活の息づく様、あのどこまでも続いているかのような自然の広がりは忘れることはないと思います。
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